旬にこだわってみる
お酒には様々な顔があり、季節季節で表情を変えます。
そういったお酒の旬にこだわってみるのも、お酒の愉しみ方の一つではないでしょうか?
暦の上ではすでに秋
秋には秋のお酒の飲み方が御座います。
ひやおろしといわれるのが、そのお酒です。
ひやおろしとは?
冬の新酒を一度、火入れし、夏の間、すずしい酒蔵で熟成させ、秋の訪れと共にその酒を「冷(ひ)や」のまま貯蔵用の大桶から木樽(瓶)へ「移(おろ)し」、生詰した季節限定のお酒のことです。
新酒の若々しい風味とは対照的に、一度火入れしたものを夏の間貯蔵しているため、熟成してまろやかさが増しております。
かつて酒好きは、酒蔵内と外との温度差が無くなる頃、『秋』に出てくるお酒は、非常に美味しい酒と言い、“ひやおろし”を待ち望んでいたものでした。
お酒好きの方も、お酒初心者の方にも喜んでいただけるお酒、ひやおろし。
最近は、様々な蔵が「ひやおろし」として様々なブランドを発表してきております。
一部では、その出荷時期を競い合い、ひやおろし本来の意味である、
酒蔵内と外との温度差が無くなる季節のお酒ということがいえなくなっているものもあります。
かつてワインでも、ボジョレーヌーボーが、出荷時期を競い合われたために出荷日が規制されるようになりました。
ひやおろしもいつか全国的にそうなるかも知れませんね。
ここ丹波もずいぶんと涼しくなってきました。
西山酒造場では、今年、2008年の ひやおろしは、9月12日より出荷解禁する予定です。
もうまもなくです。
このひやおろしというお酒の呼び方。
実は、この言葉をお酒の製品名として初めて世に出したのは、弊蔵なんです。
あれから20余年
今年もまたひやおろしの季節がやってきます。
2008年ひやおろし、まもなくです。