但馬強力(たじまごうりき)というお米(酒米)をご存知でしょうか?
但馬強力は、「有機のまち」として知られている地元丹波市の市島町で60数年ぶりに復活させた酒米です。
この地の特色を打ち出す取り組みから、契約農家に依頼し、農協の指導の下、2000年度に蘇りました。
その昔、昭和初期には高級酒の酒造好適米として有名であった品種でありましたが、その栽培の難しさから生産が断念されておりました。
その種が、化学肥料を一切使わず、最低限の除草剤だけを使用する減農薬の農法で、さらに美味しさの凝縮した酒米として生まれ変わったのです。
弊蔵では、この但馬強力については酒米作りから携わっており、蔵人と地元小学生の体験学習の一つとして、毎年田植えから稲刈りまで行っております。
その酒米で造ったお酒があります。「丹鼓 小鼓」です。
「丹鼓 小鼓」は、旨口の味の懐の深さが際立つお酒となっております。

まろやかな味わいの中に、引き出された米の旨味が凝縮されている、旨味酒です。一口味わえばその違いがわかります。
又、この味わいの深さは、少し寝かしても深まる味わいです。
もしも可能であれば、少し寝かしてみてください、別の味わいが愉しめます。
飲むときには、この米のことを思い出しながら飲んでみてください。
米にこだわってみるのも、お酒の楽しみ方のひとつだと思います。